学会について
理事長挨拶
理事長挨拶

会員の皆様へ
2026年度より日本胎児心臓病学会の理事長を拝命いたしました松井彦郎(まつい ひころう)です。吉松淳前理事長の後を引き継ぎ、日本における胎児心臓診療・胎児心臓病学を皆様とともに前進させてまいりたいと考えております。
現在、少子化が進む日本では、先天性心疾患の診療施設の集約化が議論されています。一昔前には「生まれてから診断すれば十分であり、胎児診断は必要ない」という声を耳にすることもありました。しかし今日、先天性心疾患診療において胎児心臓診断は不可欠な日常診療の一部となり、集約化を推進するうえでも重要な要素となっています。日本胎児心臓病学会は、世界最長となる30年を超える歴史を有するFetal Cardiologyの学術団体です。先人の方々が培ってこられた日本の胎児心臓診療は、その歴史と実績において大いに誇れるものです。この財産をさらに充実させ、発展・継続させていくことが私たちの役割であると考えます。
新体制では「三つの”和”」を柱として、日本の胎児心臓診療のさらなる発展を目指してまいります。
一つ目は 「地域連携の”和”」 。胎児心臓スクリーニングと心臓専門診療が、和の国のそれぞれの地域の連携の輪が皆様の目に見えるよう、学会がHubとなって活動します。
二つ目は 「学術研究の”和”」 。共同研究が日常となった現代医療において、全国の仲間が手を取り合い環となって研究を推進し世界へ羽ばたくために、学会がHubとなって研究活動を支援します。
三つ目は 「国際連携の”和”」 。日本の胎児診療の底力を世界に発信し、そして多くの若い世代が世界に羽ばたくために、学会がHubとなって国際連携の輪を推進します。
この「三つの”和”」(Japanese Rings)を核として、これまでの委員会活動をさらに発展させ、未来の世代への確かな継承を進めてまいります。
皆様と力を合わせ、学会活動の「見える化」を図りながら、日本の胎児心臓診療・胎児心臓病学の発展を目指して学会運営に努めてまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。
令和8年2月吉日
一般社団法人日本胎児心臓病学会
理事長 松井 彦郎
体制図
