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学会顕彰
里見賞(The Satomi Award)
日本胎児心臓病学会は、本学会の設立と発展に多大な貢献をされた里見元義先生を称えて、毎年学会賞として里見賞を表彰しています。
『Prospective Medicine』とは里見先生が提唱された概念で、未来を予想して診断・治療・患者支援を行う前方視的医療を広く指さし、胎児心臓病学は胎児診断に基づいて “生まれた後の未来を予想して”行う医療であることから、まさに「Prospective Medicine」そのものといえます。
胎児心臓病学はこの理念に基づき、診断学、治療学、または患者および家族支援、更には社会サービスの拡充・発展をめざす裾野の広い学問体系であり、そして治療においては診療科や職種の枠を越えたチーム医療を必要とし、医療チームの総合力がひとつになって初めて理想とする医療が実現する分野です。
里見賞はこの理念に基づいて、「胎児心臓病学の発展に多大な貢献をもたらした研究」と、「質の高いチーム医療を実践する者」に毎年授与されます。
里見賞設立によせて
（里見賞設立時のお手紙:2010年2月）
里見元義
里見賞の応募方法
応募対象は二つのあります
里見賞 研究部門
胎児心臓病の領域でprospective medicineに貢献した（または今後、貢献が期待できる）基礎的または臨床的研究に対して授与する
里見賞 チーム医療部門
概ね３年以内に行われた胎児心臓病の診療において、特に卓越したチーム医療を実践した医療チームに対して授与する
応募資格と応募方法
- 応募者は応募時点で日本胎児心臓病学会会員であること
- 本賞の応募は、他の学会および雑誌に未発表の内容とする
- 学会総会の演題募集要項と同様の規定で、演題登録する
- 里見賞応募用紙を当該年度学術集会宛てに提出する
- 締め切りは学会総会の演題募集要項と同じ日時とする。
- 1施設（教室）からの複数応募は妨げない。
- 「チーム医療部門」「研究部門」は里見賞希望を明記する
詳しくは、学術集会HP・顕彰細則を御確認ください
里見賞応募用紙
【チーム医療部門】
【研究部門】
Young Invesigator Award (YIA)
日本胎児心臓病学会は、独創的な研究の奨励と若手研究者の育成を目的として、『Young Investigator Award』を設け、毎年卓越した優秀論文を表彰しています。
YIAの対象と応募方法
対象
- 国内で行われた胎児心臓病学に関する基礎的または臨床的研究であること
- 当該学術集会開催年の前々年10月1日〜前年9月30日の間に査読のある雑誌に受理された、胎児心臓病に関する原著・症例報告論文で和文・英文を問わない
応募資格と応募方法
- 論文受理の時点で、応募者が40 歳未満の日本胎児心臓病学会会員であること
- 他薦の場合には、本学会の理事または代議員による推薦であること。
- 各賞において1施設（教室）からの複数応募は妨げない。
- 応募は当該学術集会開催年の前年10月30日までに（当日消印有効）、①当該論文別刷（またはコピー）、②応募者の生年月日が記載された簡単な履歴賞、③受理されたが未掲載の場合は、受理を証明する編集者からのレター（またはコピー）を添えて事務局までＹＩＡ応募として書類を送付すること
- 郵送だけでなく、電子媒体（ＰＤＦ）での応募も受け付ける。
詳しくは、顕彰細則を御確認ください。